カナダと日本のPIの違い 〜ポスドクからの視点〜
大学の研究室には、PI(Principal investigator)がいます。
いわゆるラボの運営を任された人。
そんなPIの違いについて、
感じたことを書きたいと思います。
まぁあくまでポスドクからみた意見なので、
学生・ポスドク向けです。
予めご了承ください。
日本の大学の場合、研究室のボスとして教授がいて、
教授の下、准教授と助教が教員としています。
もちろんそれ以外も多数ありますが、
日本の一般的な研究室の構造は概ねこれに当たります。
教授の雑用なども助教に回ってくるイメージ。。
一方で、カナダの研究室は基本的に
教員一人で一つのラボを運営します。
これがカナダに来て感じた大きな違い。
助教と教授も対等に共同研究したり、
意見交換しているのが印象的です。
もちろん立場の違いによる力関係等はあるでしょうが、
日本ほど大きな上下関係はないと感じます。
助教だから必ずしも小さいラボというわけでなく、
助教が主催する隣のラボでも
ポスドクが数人いたりします。
中国人や韓国人の友人の話を聞いてみると、
日本と同じ構造になっているようで、
少し面白かったので、短いですが記事にしました。